カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2025/07/29 10:47
「あれ、ネット銀行の金利が上がっている」と気付いた方も多いのではないでしょうか。
これは、「金利ある世界」の本格化に加え、日本銀行が低金利で金融機関にお金を貸す貸出増加
支援制度による新規貸し付けが6月末で終了し、資金を集めにくくなったためです。
※貸出増加支援制度=日銀が貸し出しを増やした民間銀行に対し、増加分と同額を市場金利より
低い金利で貸し付ける制度。民間に流通するお金の量を増やす目的で2013年に始まり、14
年には増加分の2倍を低金利で借りられるようになった。大規模金融緩和策の終了を受け25年
6月末に新規の貸し付けをやめた。
これにより、超低金利を売り物にしていた大手ネット銀行は、金利以外で新規契約者にアピール
するため、キャッシュバック的なサービス(預金額に応じてローンの利息の一部を現金で還元)
や、借入期間を35年から50年に延ばしたプランを導入しています。
とはいえ、将来の不安は付きまとうものですので、これから住宅ローンをお考えの皆様は、メガ
バンクの「全期間固定金利」や「フラット35」等、最後まで支払額が変動しない住宅ローンも
検討されてはいかがでしょうか・・・


